まだ若かった頃に真っ赤な4代目のシボレーカマロを見た時には乗ってみたいと憧れました。
当時はアメ車がそれほど人気ではありませんでしたので、ある日格安の販売価格となっていたシボレーカマロZ28のコンバーチブルの中古車が販売されているのを見つけてしまったのです。


それまで私はトヨタハイエースに乗って家族でキャンプを楽しんでいたので、180度の違う車種に乗り換えることになります。
それでも家族サービスの時期は終わりとなってきたので、そろそろ普通に自分の好きな車に乗りたいと思っていた頃でしたので、すぐにZ28コンバーチブルを見に中古車販売店に行きました。
本当は3.787㏄のエンジンのカマロスポーツで十分と思っていたのですが、そこには日本に60台しか入らなかったV8エンジンの5,665㏄のZ28が置かれていたので、一度見てみたいと思い買う気はほとんどなく行きました。
中古車販売店に置かれてあったZ28コンバーチブルは、マフラーはアドバンスオート製が装着されていましたし、エアロパーツもフル装備されていましたので一目ぼれしてしまいました。
排気量が5,665㏄でしたから自動車税の支払いが大変と思ったのですが、Z28コンバーチブルには2度と巡り合うことはないかもしれないという事から、同行した家族が購入しても良いのではという事になりましたのですぐに成約してしまいました。
当時の4thカマロのカタログはこちらになります。





4thカマロは後期型のためエンジンはLT-1エンジンではなくLS-1でした。
馬力は288psでトルクは44.6kg-mでした。
ブロックがアルミ製となったエンジンはエンジンの吹け上がりやパワー感などにかなりの違いを感じ、LT-1以上の爆発的な加速感が得られるとのことでした。

4代目カマロのデザインは有名な奥山清行氏で、家の前でカマロを洗車していましたらこれはフェラーリですかと子連れの親子に聞かれたことがありました。
子供が車好きとのことで、気になったとのことでしたが、フェラーリもデザインした奥山清行氏の作品ですから似たポイントもあったのでしょう。
ヘッドライトとテールランプは純正から社外品に交換していました。









国産車ではけっして真似ができないローワイドのプロポーションがとても好きでした。
内装はとても簡素でしたので、自分でボディカラーと同じ赤色に一部を塗って楽しんでいました。
毎回Z28に乗る時にお気に入りはアメリカンV8の音で、アドバンスオート製のマフラーによってアメリカンV8の図太い排気音がより誇張されてとても素敵でした。
わが家には2リットルのAMGエンジンの車がありますが、排気音はやはりZ28の方が心地よいものでした。
馬力は今ではこれだけと思える288馬力ですが、トルクが大きいので4速オートマチックはフルスロットルにしますと2速にシフトアップしてもホイルスピンするほどでした。
購入後6年間乗りましたが自動車税が毎年10万円以上必要であった事と、車検ごとに交換パーツも含めての費用が毎回40万円以上となっていましたので手放すことになりました。
最後の車検の際には4輪ともブレーキパッドの交換を勧められましたので、費用的に断って買い替えの準備をすることにしました。
所有していて一番困ったのはパワーウィンドウモーターがすぐに壊れることで、当時は壊れるたびに自分でモーターを購入して直していました。
パワーウィンドウモーターの交換も素人で出来るほど簡単でしたし、パワーウィンドウモーターもネットで社外品が豊富に販売されていました。
それほど当時のシボレーの車は壊れたのだと思います。
アルミホイールもアメリカンを感じるメッキホイールに交換しましたが、これが韓国製のもので外観は良かったのですが車検は通らないものでしたから苦労もありました。

乗り心地も良くありませんし、ハンドリングは剛性感が無いことから、改善したいと思ってショックアブソーバーの交換とストラットタワーバーの装着も行いました。




シボレーカマロZ28コンバーチブルの外観はスポーツカーの様で速そうなのですが、じつはコンバーチブルですからボディ剛性がまったくなく、高速道路で路面の状態が悪いところを走行しますと、ボディがワナワナとしなってしまうのがよくわかりました。
そのため中央道の下り坂のコーナーなどは怖くて高い速度での進入は大変でしたし、霧ヶ峰のビーナスラインのワインディングロードを気持ち良くオープンで走っていますと後ろからポルシェが来ましたので、すぐに先に行ってくださいと道を譲りました。
カマロはコーナーを楽しむ車では全くなく、オープンにしてアメリカンV8エンジンの音を聞きながらどこまでもまっすぐの道をドライブするのが最高でした。
通勤にも使っていましたので、夏にはオープンにしてエアコンを効かせて走るのは気持ち良かったですし、冬はヒーターを効かせてのオープンでの走行も最高でした。
サイドウインドーを開けていなければオープンにしても風の巻き込みは少ないので空調はしっかり効いていました。
私のカーライフではもっとも印象に残ったマイカーで、楽しい思い出がいっぱいあります。
4thのシボレーカマロZ28は残念ながら現在ではほとんど残っていないようですが、金銭的に余裕があればもう一度乗ってみたい一台です。